成田山大照寺は、札幌市厚別区にある真言宗智山派の寺院であり、大本山成田山新勝寺(千葉県成田市)の末寺であります。ご本尊の不動明王は厄除け不動尊としてご信仰をいただき、商売繁昌・交通安全・厄除招福など、様々な人が祈願に訪れ、日々お参りいただいております。
当山は、昭和 48 年に札幌市豊平区にて建立(寺院を建てること)され、昭和 53 年に厚別区大谷地へ移転、現在に至ります。本堂には五大明王・三十六童子・八大童子・不動尊三千体像など、お不動様に纏わる様々な仏様をお祀りしており、鐘楼堂・三十三観音霊場等、檀信徒の皆様の支えによって伽藍が整えられました。
平成 2 年には北海道三十六不動尊霊場の第三十四番札所、平成 18 年に北海道八十八ヶ所霊場の第八十七番札所・第八十八番結願所に指定され、全国から多くの巡拝者をお迎えしております。
大照寺のご本尊、不動明王像です。
北海道三十六不動尊霊場の第三十四番札所のご本尊でもあります。脇仏には五大明王・三十六童子・八大童子など、お不動様に纏わる約 50 体の仏さまをお祀りしております。
毎月、お不動様の御縁日(28日)に護摩供祈祷を行っております。詳しくは「ご祈願」ページをご確認ください。
成田山大照寺は、北海道八十八ヶ所霊場の第八十七番札所、第八十八番結願所に指定されております。本堂には第八十八番結願所のご本尊、薬師如来をお祀りしております。
こちらの仏像は「平成の名仏師」と称される京都の大仏師、松本明慶師が製作のご本尊であります。
釈迦如来は、仏教の開祖であるお釈迦さまであります。釈迦如来像の後方には不動尊三千仏像のうち、半分の約 1,500 体をお祀りしております。
真言宗の宗祖である弘法大師空海、並びに中興の祖である興教大師覚鑁の両祖大師をお祀りしております。
両祖大師像の後方には不動尊三千仏像のうち、半分の約 1,500 体をお祀りしております。
大日如来は真言宗の根本仏であり、真言密教で最も重要な仏さまであります。釈迦如来も含め、すべての仏さまは大日如来の化身(姿を変えて現れる)と考えられております。
大日堂では永代納骨(合同墓)を行っております。詳しくは「納骨堂・合同墓」ページをご確認ください。
水子地蔵は、様々な事情でこの世に生を受けられなかった赤ちゃんをお救いくださる菩薩として信仰されております。脇仏には約 3,000 体の水子地蔵尊をお祀りしております。
地蔵堂では水子供養を行っております。詳しくは「ご供養」ページをご確認ください。
十一面観世音菩薩は、慈悲と智慧を象徴する仏様であり、様々な苦しみからお救いくださる菩薩として信仰されております。脇仏には約 300 体の観世音菩薩をお祀りしております。
流祖堂では通夜葬儀・御法事(年回忌)・開眼作法など各種ご供養を行っております。
大照寺の境内には、地蔵菩薩像、観音菩薩像をお祀りしており、中央には不動明王を安置しております。
近隣住民の皆様方に厚くご信心をいただき、日々お参りいただいております。